デイトレードとは、購入した銘柄をその日のうちにすべて売却決済したり、信用売り(空売り)をした銘柄をその日のうちにすべて買い戻し返済して、一日で損益(評価損または評価益)に関係なく売買を完結させ、翌日にポジションを持ち越さない取引方法です。
【注】ポジションを持ち越す、持ち越さないに関係なく、日々売買をすること自体をデイトレードと説明されている文献もありますが、当サイトでは、売買したその日にすべて決済する方法を対象に説明しています。
デイトレードは、個人投資家自身の大切な運用資金を、大きな損失から守るための立派な投資法のひとつだと思います。一般個人が株式投資をする目的はほとんどの場合、投資した会社が成長するのを楽しみにするというのは後付けの理由であって、本音は自分に帰ってくる譲渡益や配当、優待だと思います。この見返りがなければ、よほどの余裕資金がある人か奇特な人でなければ、あえて不確実な投資などしないと思います。そしてそれは長期投資であれ、短期投資であれ、デイトレードであれ皆同じだと思います。
デイトレードは投資ではなく投機だとよく言われますが、それは扱う人のサジ加減でどのようにでもなると思います。どのような投資でもリスクを大きく取っていけば投機的になります。デイトレードは株式相場に対するスタイルのひとつだと思えばいいと思います。難しく考える必要はありません。むしろデイトレードやスイングトレードによって、株式市場や関連業界が活性化されているのは間違いないのです。またプロも有効な手段として昔から実行しています(昔の個人投資家は非常に高い手数料や発注の手間、板情報の不足などでやりにくかった)。
皆さんの大切な資金は、20年ほど前までは銀行や郵便貯金で定期に預けていれば金利が年利5〜8%ほど付いていて、また非常に安全でした。
しかし現在は皆さんもご存知のように金利はほぼ0です(2006年3月現在)。そのため2002年頃からだったと思います。これからは自分の資金は自分で管理運用しましょうという雰囲気になってきました(ペイオフの影響など)。それと同じくして、証券会社のネット環境向上や手数料の自由化、証券税制の優遇等で一般個人でも気軽にできるようにととのい、一気に火が付いたように思います。
ひと昔前の株式投資は、一般個人には敷居が高くある程度の資金も必要で、手数料も非常に高かったです(今でもまだ高いと思いますが)。また危険というイメージもありましたが、ネットトレードによってその敷居がほとんどなくなってしまい、あっという間に個人の資金がどんどん株式市場へ流入して行き、2005年の様な活況を浴びるようになりました。その結果企業も株価上昇に伴い資産に余裕が出てくるようになり、徐々に設備投資などをして日本経済が活発に動くようになりました。2005年の株価上昇の牽引そして日本経済の上昇は、個人投資家のおかげだと言っても過言ではないと思うくらいです(外国人の影響も大きいのですが)。その反面、あまり実態のない株価のようにも思いますが、必ずしも景気=株価ではありません。また株価が先行し実態経済は遅れてくる傾向が多いようです。 いづれにせよ個人投資家が活発に株式市場に参加できる環境であれば、日本経済に与える影響も少なくないと思われます。そして、株式会社という形態をとっている上場企業は株価を無視することはできないということです。
株式市場で売買をしているのは個人投資家だけではありません。銀行や生保、年金、証券会社などの機関投資家や、外国人投資家、ファンド系、仕手筋、百戦錬磨の専業トレーダーなどたくさんのプロの投資家達と、同じ市場という土俵で資金の奪い合いをしているのです。はっきり言って個人は不利な条件で無謀にもその土俵に立っていることを認識しなければなりません。普通はプロの世界とアマチュアの世界は区別されることが多いですが、アマチュアの中でも特別優秀な人のみ参加できるのが普通です。
そう考えるとある意味プロと同じ土俵で勝負できることはすごいことですが、負けて当たり前の様にも思えます(格好のカモとも言える→正に弱肉強食の世界。初心者だからと言って大目に見てくれるような甘い世界ではない無情の世界!)。
莫大な資金量に独自の優れた情報源とスピード、トレード環境の圧倒的な充実度、それに投資する立場の違い(他人の資金で運用している)などプロに有利な点はたくさんありますが、個人がプロよりも有利な点は特にこれと言ってありません。
その中で資金を運用するのですから、個人であれ本当にしっかりとしたリスクマネージメントをしなければ、とてもこの世界では生き残れないと思います。
そのリスクに対応するための方策のひとつに、個人の場合は短期売買やデイトレードが多少有効ではないかと言うことです。しかし決して安全と言うことではありません。扱いを間違えれば大きな損失を生じるのは投資全般に皆同じなのです。
個人の場合、自分でリスク管理をするのですが、すべて自主的に決定し実行しなければなりませんので、おのずと甘えや欲が出てきます。決めたことを破っても厳しい罰則があるわけでもありません。結局、運用成績は株式投資をやめるまでは分かりません。やめた時点でプラスだったのかマイナスだったのかという事です。
ちなみに私の経験上(ギャンブルですが)大きく儲けた経験のある人ほど、とんでもない大ケガをしやすいように思います。
2005年は結果的にビギナーズラックだったと思います。しかし2006年以降はどうなるかまったく分かりませんので、くれぐれも住宅購入のために貯めていたお金とか、子供のために貯めていたお金など、〜のために貯めておいた重要なお金は、絶対に使わないことです。たぶんそれだけは間違いないと思います。
そのため、とにかく気楽な余裕資金で、力まずにリラックスしてのぞめるスタンスを保ちながら(肩に力が入りすぎていませんか?)、株式市場と仲良く付き合っていけるようにするのが、一番簡単な利益を残せる第一歩ではないかと思います。
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【1】デイトレ、短期売買の肝となるタイミングや心理面の対処、資金管理などバランスよく、しかも大変具体的にわかりやすくコンパクトに解説されています。早い!うまい!安い!と三拍子そろった様なおすすめ本です。
【2】とにかく、よく読み返している本です。特に第5章以降は、暇があったら読んで、気持ちを新たにしています!
【3】短期投資でもファンダメンタル部分をうまく生かせばチャンスがあることをわかりやすく解説されています。
【4】ライブドアショック後に読んで、気が楽になりました。もっと早くに読むべきでした。