〜これは管理人個人のデイトレルールの一部(例)ですので(注意事項含む)〜

その1.損切りの確実な実行

例えば『-4ティックで切る』など具体的な数字を必ず決めておくこと(投資金額や出来高などにより設定を変えますが)。具体的な数字があれば、ここまでは我慢できるので時間的な余裕と精神的な余裕ができます。またリバンドの可能性も視野に入れられます。しかしこの値段で上がると思い買ったが、予想に反して下がることは勝負に負けたことに等しいと思います(上がると予想した根拠が間違っていたことになるので)。    
いったん仕切り直すこと。持ち続けることは資金の拘束になり、他の銘柄へのチャンスを逃しやすく、また精神的にも負担が大きいです。そして注意が必要なのが、自分で決めた損切りポイントを絶対に下げてしまわないこと。例えば300円で買った銘柄の損切りポイントを296円と決めたにもかかわらず、実際に値が下がってくると、『もう少し下に修正すれば何とか損切りせずにたぶん上がってくれるだろう』という希望とか、『うゎーホントに損切りしないといけないのかー、きついなー』という優柔不断な気持から、292円とかに損切りポイントを下方修正してしまわないこと。これではとてもリスク管理をしているとは言えませんね。

その2. 利益の確定は早い目にすること

『欲を出し過ぎない!』まだまだと思っているうちに、あちゃ〜!あの時売っておけばよかったということがよくあります。利益の確定は自分の欲との戦いです。途中に必ず調整が入ってくるので、一旦利益を確定し様子を見ながら入り直しを考えます。また予想の目標値に達しないなと思ったときは即売りを出しています。予想は外れるもので当ればラッキー、外れれば大損をしなければいいと思うようにしています。とにかく利益があれば確定して、また入りなおせばよいという謙虚な気持ちを忘れないことですね。はっきり言って何度やっても難しいのですが、利益確定方法の技術をみがいていくしかないですね。

その3. ナンピンをしない

色々な面でコレを視野に入れると、損切りルールが守れなくなります。売るか売らないか迷うことで売買が複雑になり、スピード感がなくなります。またリスクが大きく膨らむことになります。やはりいったん決済し、もう一段下がったところを狙います。私はこのナンピンで大きな損失を何度もしています。ただ単に傷口を大きくしただけという感じだけでなく、精神的に参ってしまいました。『何とかうまく戻るような気がするな』という自分に都合のいい偶然を期待しているだけでした。そして最後はいつも『頼むから何とか反発してくれ!』と必死で祈るのですが、祈ったところで誰かがそれを見て助けてくれるわけでもなく、結局大きな含み損を抱え、あえなく損切りパターンです。    
自分の決めたルールをあいまいにし、偶然を期待したトレードに頼っていては、この世界で長く生き残ることは難しいと思います。また注意が必要なのは、このナンピンはクセになりやすく、一旦やめたと自分で心に決めていても、なぜかまた軽い気持ちで『まあいいか』とやってしまいやすいのです。ナンピンは傷口を大きくします。傷口は小さいうちにできるだけ早く処置することです。評価損が膨らめば精神状態も不安定になってきて、まともな判断ができる状態ではなくなってきます。とにかく取り返しのつかない状態にならないためにも注意しておきましょう!

その4. 勝ってかぶとの緒を締めよ!

勝ちが続いたり、大勝ちしたりすると、つい気の緩みから思わぬ大失敗をしてしまうことがよくあります。勘違いしないこと、たまたま運よく大きな波がきて乗れただけのこと。その分引き潮も大きいということを忘れないことです。コツコツと長い間積み上げてきた利益も、ちょっとした気の緩みから、一瞬にして失うこともあることを忘れないことです。特に順調に利益が増えてきて、この調子で行くと『欲しかったあれが買えるかな』とか『ここらで一気に利益を倍増するために、もっと値動きの激しい銘柄にロットを上げてエントリーしよう』や『俺ってもしかして天才かも!』とか思い始めると危険信号です。そういう時は、もう一度痛い目に合ったときの事を思い出すべきです。そしてうまくいっているスタイルをあまり変えないことです。つまり『あまり無理をしない』ということです。自分の力量にあったスタイルを続け、徐々に慣らしていきましょう。特にスタイルを変更した直後は要注意です。たぶん取引をする前からイメージが先行してしまい、勝ちを大きく意識しすぎるためではないかと思います。←メンタル面でも徐々に慣らしていきましょう。

その5. 1銘柄で委託保証金率100%を割るな(信用取引)

予期せぬ悪材料や事故が発生したとき、追証の危険にさらされるので精神的にも追い詰められやすいです。信用取引は借金をして取引をしている事を忘れないことです。あくまで100%はわたし個人の目安ですが、信用取引はよく理解することで良薬になります。自分なりにルールを決めて、その効果をうまく生かせるようにしましょう。

その6. 気配値情報をあまり過信しないこと!

気配値は、この値段で買いたいと思っている人や、売りたいと思っている人が並んでいるだけであって、実際の値動きは、気配値で動いているのではないと言うことをはっきり認識すること。つまり目に見えている事ばかりを信じ過ぎていると、本当の動きを見誤ってしまい、チャンスをためらいモノにできなかったり、損切りできずに大ケガをしやすいということです。

その7. 必ず日々のトレードを記録しておくこと

当たり前のことなのですが、日記帳、メモ帳、Excel、ブログなどにトレードの明細や状況、その時の心境などをわかりやすく書き、日々のトレードを検証することで自分の弱点が浮き彫りになってきます。そしてその部分を修正していくという課題がはっきりすることで、今後のトレードに大きなプラスとなっていくと思います。またついでに毎朝の天候や体調なども付けておくと、その時の情景がリアルに思い出せます。

その8. 無理にトレードをしない、無理なトレードをしない

体調があまり良くないときや、どうも集中力が続かないとき、自分にとって不利な地合いが続いているときや損失が膨らんでいるときなどに、我慢や無理をして売買してもあまり良い結果は出ないと思います。十分に休息をとって集中力を高め、地合いが良くなってきてから出直した方が、自分で納得いく売買が出来ると思います。サラリーマンではないので皆勤賞をとっても何の得にもなりません!反対に活力が衰え、いらぬ手数を出して思わぬ損失につながることもあると思います。疲れ切った心技体を一旦クリアにし、次に向かっていく活力を十分に充電するためにも2週間から1ヶ月ほど休んでみるのもいいのではないかと私は思っています(場合によっては数か月)。また上記でも書きましたが、あまり派手なギャンブルトレードはひかえたほうがいいと思います。うまくいくこともありますが、必ず大きくやられるときが来ると思います。通常のトレードは短期であっても資金管理は中長期を見据えて余裕をもって考えた方がいいと思います。

その9. 負けた時の言い訳をしない

例えば、自分が買いポイントだと思って買った瞬間に、大きな売り板が出現して、損切りが間に合わずに一気に値を下げてしまい、大きな損失を被った時など、『あの大きい板が出現さえしなかったら勝っていたのに.....クソッ!.....』と他人のせいにしないこと。市場は自分を中心に動いているのではなく。ただの一参加者にすぎないのです。早く現実を直視し、気持ちをプラスに切り換えること。言い訳や理屈をこねていても誰も助けてくれません。なぜなら結果的に自分がその期間は間違った方向に進もうとしたからです(*見せ板の場合は相場操縦にあたり、法令違反ですので証券取引等監視委員会に報告して市場の公正性・透明性を確保していきましょう!)。    
また他人をうらやまないこと。他人と比較することで、うまくいっていないときなど無用のストレスを自ら背負ってしまいやすいのです。あくまで自分のペースで高望みせず行けばいいのだと思えば気楽に行けます(私自身のいましめのためにも書いています)。

++ 格言その1 ++

(アタマとシッポはくれてやれ)、(下手なナンピン怪我のもと)、(株を買うより時を買え)、(利食い千人力)、(指し値は取り消すな)、(卵は一つの篭に盛るな)、(人の商い うらやむべからず)、(売るべし 買うべし 休むべし)、(名人は相場の怖さを知る)、(いのち金には手をつけるな)

みなさんも色々な失敗や成功からこのようなルールを作られているかと思いますが、やはりルールがあるのとないのとでは色々な面で大きく違ってきます。それは投資スタイルが非常に明確になり、エントリーしやすくなります(自分に有利と思われるエントリーポイントとイクジットポイントがはっきりしているので、迷うことなく素早く投資できる)。

デイトレはスピードが肝心だと思います。迷っている間に値が動いてしまい、結局値幅が取れず長く持ち続け、そのうち値崩れを起こしてしまうことがよくあります。コレと思ったらサット買い、だめならサット売る。売った後に上がることは良くある事ですが、それはルールにのっとったまで、損失は限定されている。負けは負けとキッパリあきらめて気持ちを切り替え、次の投資に向かうことが大事です。言うのは簡単ですが実際に実行するとなるとなかなかできないものですが、とにかくさり気なく損切りにいちいち痛みを感じないくらいに機械的に実行していきたいものです。

株価はずっと上がり続けることはありません(同様にずっと下がり続けることもありません)。必ず利益の確定売りがあったり調整があったりしながら動いていきます。つまりデイトレにとってエントリーのチャンス(値幅の取れるチャンス)は、1日のうちの色んな場面で結構沢山あるのです。1回や2回くらい失敗をしてもまだまだチャンスはありますので焦ることはありません。


   

しかしエントリーがうまくできずに高値を追いかけてしまい、エントリーできたとたんに天井というときもあります。またそんな損切りばかりのときもあります。そういう時は気持ちを落ち着け気分を変えるためにも相場を休む決断力も必要です(冷静に相場のトレンドを、客観的に見るためにも)。


相場はなくなりませんのであまり焦って1億円を稼がなくてはなどと思わないことですね。1億円稼いでも2億円失う可能性もあることを忘れないことです。それよりも損切りをキッチリと実行できるようにし、勝っていても負けていてもあきらめ上手になることが、この世界で長く生き残るヒケツではないかと思います。


わたしもなかなか損切りのルールを守れずホールドしてしまい、必ずといっていいほど大きな負けを食らっていました。そして泣く泣く売りに出したとたんにリバンドし、何もできずに呆然とながめているだけ。いったい何をやっているのだろうと自暴自棄に陥り、『もうどうでもいいや』と冷静さを無くした行動に出て、必ず大きな往復ビンタを食らっていました。


資金の損失で痛いのはもちろんの事ですが、精神的にも大きなマイナスになり、資金を取りもどさなければという焦りや、変な欲が大きく芽生えてしまったりと何か歯車がずれていく感じで、まったく大切な資金と時間の無駄使いになっていました。しかしルールを守ることで大きな負けが少なくなり(たまに動きの早い銘柄で、損切りのタイミングを逃して、大敗することもあります)、少しずつですが資金が回復してきました。というか6勝4敗程度のレベルですが、勝率はあまり関係ないと思います。わたしの場合は常に順張りの損小利大でいけたらいいなと思っています。


株式投資は自己責任で行うものですので、みなさんも自分にあった独自のルールや勝ちパターンをみつけて行くしかありません。それしかないのです。色々な本やセミナー、情報が出回っていますが、それは本を書いた人や情報を発信した人のノウハウであって、読んだ人がその通りにやったつもりでも、また情報をもらってアクションを起こしたとしてもうまくいくとは限りません。ちょっとしたタイミングや解釈のズレなどで大きな損害を出す可能性も充分あります。しかし最後は自己責任で処理されます。いずれにせよ100%間違いなく儲かり続けると言うものはありえません。


しかしそういった媒体の中でも非常に参考になる文献もあります。そして反対にまったく参考にならないとんでもないものや、矛盾しているもの、すでに知っているものも多く出回っていますが、知らない間にせまくなってしまった自分の相場概念や視点を広めるという意味で私はたまに購入しています。またそういったものでも作者にはうまくできるが、他の人にはこれは精神的に無理だというものもあります。これは実際に売買をほとんどしたことがない人が、机上の空論で書いている場合が多いと思われます(いわゆるゴーストライターに書き上げてもらったもの)。    


どのようなものでもすべて鵜呑みにしたり、または毛嫌いするのではなく、そう言ったヒントやキッカケ、色々な要素を自分にフィットするようにうまく組合わせたり応用したりしながら少しずつ改良を加え、やはり実際にたくさんの相場を体験しながら、デイトレードに限らずどのようなスタイルでも、結果的に資金を増やして行ける勝ちパターンやルールを自分の手でつかみ取れるように努力するしかありません。特にこの世界は、努力をしたからと言って必ず結果が出るものではありませんが(結果が出なければ結構悲惨!)、数十人、数百人に一人か数千人に一人かもわかりませんが、素晴らしいパフォーマンスを出しておられる方々がいるのは事実なので、自分の周りの人や一般社会に迷惑にならない程度に、頑張ってみる価値はあるのではないかと管理人自身は思います。