〜デイトレードで特に利益が増やせるポイントの一部(例)〜

その1. 出来高急増で持ち合い(ボックス)になっている銘柄に注目する

何かの要因で株価が上下に動き、出来高が増えているのですが、発見できなかったり、波に乗れなくてエントリーできなくても、いったんどこかのポイントでしばらく「持ち合い」になります。そうすると必ず上下どちらかに振れるための大きな力をためてきます。そして動き出すとデイトレ向きの上下を繰り返します。上がれば波に乗りやすく、下がっても必ずといっていいほどリバンドがあったり上下を繰り返します。しかし出来高が少ないが動いている銘柄は窓が開きやすく、高値つかみになりやすいので注意が必要です。

その2. 値動きのパターンをたくさん知っておくこと(チャートパターンを含む)

例えば、前日ストップ高で未約定残がこれぐらいで材料が上方修正のときは、寄りはこれくらいで何分後にはこうなりこうなっていく、というパターンをだいたいでいいので何通りか知っておく。ストップ高などはある程度パターン化しやすいのです。しかし必ずパターン通りに行くはずもないので、だいたいでいいと思います。また相場全体の動きでも左右されるので、その時のパターンも知っておくといいでしょう。そして、天井や底を示すチャートパターンも、エントリーとイクジットの目安になり非常に役に立ちますので、5〜6種類くらいは知っておいたほうがいいでしょう。

その3. 今の流行を出来るだけ早く察知すること

2004年からIPO銘柄、大証銘柄、新興銘柄、資産株銘柄、不動産銘柄、MM銘柄、萌え銘柄、放送銘柄、低PBR、東2銘柄、ボロ株銘柄、JAS銘柄、東1銘柄、仕手筋銘柄、鉄鋼銘柄、海運銘柄など数々のお祭りがあり、それを初動でとらえられれば大きな利益になります。またなかなか利益が上げられなかった人が、こういう波に乗ることができて、いっきに資産を倍増したという話がよくあります。しかし祭りはすぐに終わりやすいので、深追いは厳禁!祭りの後は悲惨です!

その4. 世間を騒がせている話題の銘柄に乗る

TVや新聞などで注目を浴びている話題の銘柄も、値幅の取れる大きなチャンスです。この波にうまく乗れると、しばらくの間は銘柄選びに苦労をすることがなく、この銘柄だけに集中できます。最近(2005年)で言えばライブドア、阪神電鉄、楽天など。ただしこれもうまく乗れないと、反対に痛い目にあいやすいので注意が必要です。

その5. 連動株で乗り遅れている銘柄を見つける

不動産関連や萌え関連、携帯関連、液晶関連、ナノテク関連など業態(テーマ)の似ている銘柄、そして直近IPO、仕手株、ボロ株などは分足の動きが似ている事が多いので、その銘柄の中でも出遅れるクセのある銘柄を見つけておく。材料が発表されたときなどは連想買いが入り、つれ高になりやすいです。

その6. みんなが怖がっているとき、ダメだろうと思っているときに買う

投資は先の見えないものに、価値が上がるだろうと自分で予想して買いますが、みんなが上がると予想したものは、より先に買った人が利益をうけとれます。つまり、まだ価値がわからないうちに買うか、みんなが今はまだ買い時ではない、または買うのは危険だと思う時に買いに行くことが大きな利益になります。大多数の考えと同じでは利益が限られています。恐怖に感じて買えないと感じた時が、買い時のタイミングだったというときが過去に結構あります。これは短期でも長期投資でも同じです。ただし、それなりのリスクと精神的苦痛は覚悟しなければならないのは当たり前ですが。
また、不況下でも株価は知らないうちに上昇していくことがあり、実体経済とは掛け離れた動きをしていきます。そしていつしか吊られて実体経済もこれは景気が良くなってきているぞ!とばかりにお金が回り始めていくようです。結局、つかみどころがわかりにくい雰囲気とかウワサ等がいつしか大きな力になり、企業の実績に係わらず、全体の経済を動かしているようにも見えます。

++ 格言その2 ++

(人の行く裏に道あり花の山)、(山高ければ谷深し)、(相場は相場に聞け)、(知ったらしまい)、(保ち合い放れにはつけ)、(もうはまだなり まだはもうなり)、(割安に買いなし 割高に売りなし)、(新値にはだまってつけ)、(天井三日 底百日)、(資産家は恐慌時に生まれる)

みなさんもよくご存知だと思いますが、このような流れが度々ありますので、この種の情報にアンテナを張り、初動で乗ってしまうという勇気も必要だと思います。いつもリスクを恐れてばかりいては利益を上げ続けるのは難しいと思います。リスクをとって勝負に出ても価値のあるときと、価値のない時を見極めることが非常に大事だと思います。


デイトレはファンダメンタル、テクニカル分析など難しいことを難しく捕らえてしまうとスピード感がなくなります。そういった分析は個人が正確に判断するには多少無理があり、また判断が正しいとしても、株価が思っていたように動くかどうかは分かりません。個人の分析力の優劣が必ずしも利益に比例するとは限らないのです。例えば、業績発表や材料があっても、好材料ととられるか悪材料ととられるか、または織込み済みと取られるかは何とも言えませんし、そのときの市場の風潮や地合いによっても左右されやすいように思います。また突然出されるレーティングや業績予想も不透明な部分があるように思います。そして一般に使われているテクニカル指標もダマシや遅行のない指標はないと思います。


しかし自分にあった売買シグナルを探す意味でテクニカル分析決算書会社四季報は読めるように勉強しておいた方がいいかと思います。そして相場や各投資商品の裏表の仕組みなども勉強しておくことは重要だと思います。また前日には監視銘柄を絞る必要がありますので、情報サイトやニュース、ブログなどにも目を通したほうがいいと思います(最新の市場の風潮や地合い、流れ、経済動向、市場参加者がどのように思っているのかなどを読むためにも非常に大切だと思います)。


わたしの場合、デイトレの投資スタイルをできるだけシンプルに考えるようにしています(ザラ場中はあまり複雑に考えない)。つまりパターン化しているのです。「こういうときは大体Aパターンになるだろう」くらいに。「7:3くらいで経験上Bパターンになってたから」とか。または注目しているテクニカル指標が売買シグナルを出したようだからとか。市場はロボット自身が判断して売買をしているのではなく、生身の人間が最終的に判断をくだして売買をしているので、何かしら過去と似ている動きが出てくると思います。そういう意味では格言やチャート本などは的を得ているかもしれません。


しかし難しく考えれば考えるほど迷うばかりですし、絶対こうだ!と思ったときほど反対に動くことが多いようにも思います。また相場は変幻自在に日々変化を繰り返します。最近通用していたスタイルも突然翌日には通用しなくなるということもよくありますので、外れた時は必ず忘れずに損切りルールを実行しましょう!


人によって考え方や性格、精神状態は千差万別です。職業も色々、資金も色々ですので、余裕があれば色々なスタイルを試し、相場をたくさん体験し、自分にあったオリジナルのスタイル(技術)を身に着けていくことが上達する道ではないかと思います(わたしもザラ場以外では、シンプルな投資方法を試行錯誤している毎日です)。ただし相場の世界はそんなに甘くないということを念頭におかなければなりません。また世の中何が起こるかわかりませんので、くれぐれも全財産をつぎ込むようなことはないように、余裕の資金で落ち着いて平常心で相場に望めるようにしましょう!